海はあちらですか

読んだ本のこと、仕事のこと、ふと思ったことを思うままに書いてみたいと思います。自分の記録と整理のために。

家族議論大会

この間、久しぶりに実家に帰ったら弟がいて、珍しく家族4人で晩ごはんだった。あたしも一人暮らしで弟は結婚して出てるからまずなかなか無いことだけど。

 
晩ご飯後に、母親がいつもの調子で世の中を嘆きはじめて、あたしと弟が反論したところでなぜか大議論大会になった。
 
内容は多岐に渡るし煩わしいものなので詳細は省くとして、結論として思ったことがある。
 
当たり前だけど、世代が異なるとものの見え方や重要なものが変わるということ。
 
世の中の色々な理不尽な出来事や政治の内容の善し悪しについて、どのような意見を持つのも自由だし、否定的に検証して批判するのも自由。むしろとても意味のあること。あたしも共感する部分はたくさんある。
 
けど、親の世代と違って私達はこれからを生きていく訳だから、批判して嘆くだけでは前向きに生きていけない。なので、小さくても前向きな取り組みを見て、前向きに受け止め、自分の生き方に落とし込んでいきたいと感じている。
 
だから批判を発言したり行動したりしないことを責められたくない。たしかに全てのトピックについて十分な知識や判断基準を持てている訳ではないけど、もちろん批判的にも見てるし、反対の気持ちをもっていることもある。けど、それらは自分の力で今変えられることばかりではないので、それならば今自分に出来ることからやっていきたい。
 
今時間をあててやりたいことは、新しい生き方をしてる人を知ること。そして自分がどういう生き方をしたいか決めること。色々よくないニュースばかりだけど、それらの後に、受け皿となる新しい生き方があるはずで、それを前向きに考えたい。
 
あと改めて知って不思議な感じがしたのは、親の世代には「あの頃は良かった」という感覚があること。私たちの世代はバブル以降の世の中しか知らない。日本は縮小して右肩あがりをイメージできないし、個人主義的で不寛容になってみんな疲れてる。年金もないし、気候も不安定。でもなんとか幸せな生き方を考えたい。
 
もちろん良くなったこともあるけど。良くなったのは女性は家庭を守れば良いという押し付けが少し弱まったことと、インターネットで色んな知識を得やすくなったこと、旅行が安くなって色んな経験を積みやすくなったこと。かなぁ。
 
まぁ、とりあえず、別に問題意識がないから怒らないわけではないんです。呆れたり怒ったり嘆いてるけど、今出来ることを自分なりにやりたいと思っているのです。
 
とりあえずそんなことを考えた。
以上。