■映画感想■湯を沸かすほどの熱い愛~荒ぶる母性に喰われそうになった~
映画を見た。
結論、とてもよかった。
しかし、みんながどんな感想を持つのかは知らないが、個人的にとにかく強く感じたのは「こんなふうに愛情を注ぎたい!!」という衝動。もう自分でもびっくりするくらい、注ぐアテもないのに、知りもしないのに、共感するわするわ。
彼氏でも子どもでも、即刻、愛情を注ぐ対象がほしくてしょうがなくなった笑。思うに、30頃になると女には育児欲が発動するように本能に仕込まれているのではないか。とにかく、愛情を持て余してしょうがない。別に過保護に溺愛したいということではなくて、何かを応援したり、支えたり、見守ったり、守ったり、何かのためになることをしたいという欲求。
おそらく母性の一端なんだろうけど、母性という言葉に違和感を感じるほど、おっとりしてない激しい感情。荒ぶる母性です。そして愛情の出口が無さすぎて、内側から苦しくなっていく感じ。まさに邪王炎殺黒龍波のように喰うか喰われるか、このまま独りだったら、自分の中の愛情に内側から食い殺されておかしくなっちゃうんじゃないかって心配になった笑。
種の保存のためとはいえ、その時点で居もしない他人を守りたいってのは、いったいどういうことか。不思議でしょうがないけど、なんだか見た後はに辛くなった後で、結果的にちょっとウケたのでした。気持ちはちょっと落ち着いたけど、養子もらう条件とか、産み育てる手段をまともに調べてみようと思っている。
やれやれだぜ!