海はあちらですか

読んだ本のこと、仕事のこと、ふと思ったことを思うままに書いてみたいと思います。自分の記録と整理のために。

納豆を作ってみた話

お味噌をつくるときに合わせて納豆も作ってみました。

 

今回初めて知ったのですが、納豆菌は稲わらに住んでいるため、特に菌を入れなくても藁にくるんでおくと納豆になるとのこと。半信半疑ですがやってみることにしました。

 

作る工程はこちらのブログを参考にしました。ヨーグルト用の機械で作るパターン。写真もきれいだし、なんだかおいしそうです。

 

大豆と藁だけで納豆を作る - Peaceful Cuisine

 

まずは田んぼで稲刈りの時に刈ってとっておいた藁を出してきて洗います。洗った藁は熱湯で消毒。我が家には大豆を今まさにゆでている鍋以外に大きい鍋がなかったため、藁を煮て消毒するのはあきらめ、熱湯をかけてみることに。ブログでは蒸していますね。ちなみに納豆菌はすごく強いので100度にしても死なないとのこと。かっこいいです。

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写真は熱湯をかけた藁。完全にただのワラです。

消毒が十分か自信はありませんでしたがとりあえず良しとして茹で上がって熱いままの大豆をくるんでみました。藁の束を半分に折って、折った側を藁でしばり二つ折りの状態にします。その二つ折りの間にゆでた大豆をのせて、反対側を縛ってなんとなく大豆をくるむことが出来ました。

 

また我が家にはヨーグルトメーカーもなかったので保温は発泡スチロールの箱を使うことに。箱の中に熱湯を入れた水筒を一緒に入れておいておくことにしました。まずは一日一回熱湯を入れ替えて温度を保つようにし3日程度おいてみました。途中であけてみたところ、びしょびしょのままだった藁がなんとなくあったかくなっている状態が何とも不安になる様子だったので、藁から出してお皿の状態でもう3日ほど保温しました。

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できた納豆です。

匂いは納豆の匂いで、確かに表面がねっとりとして糸を引いています。ただ、本当にこれは納豆なのか、腐っているわけではないのか・・・すごい不安になります。ためしに食べてみましたが・・。味は食べれないこともないですがなぜか苦かったです。何がいけなかったのか。そして普段売られている納豆のような濃い茶色にはなりませんでした。何が違うんだろう。

 

しかし我が家は誰もおなかをこわさなかったし、たぶん悪い状態ではなかったんだろうと思います。ただ苦かった・・・。これも来年またリベンジですね。つぎはもう少し清潔感のある方法を考えてみます。それだけでメンタル的なハードルがかなり違うと思うので。

 

まぁとりあえず楽しかったので良しとします。